ざまクリニック症例【2016年~2017年3月】

ざまクリニック所沢のブログでは日常報告から、症例、出来事、意見等様々な角度から記事にしています。その中でも症例記事をホームページに転載致しました。

一例についての考察

同じような症例や状況等で中々相談できない状況などがあるかとは思います。一つの参考として下さい。また、内容につきましてはクリニックとしての考察である事をご理解の上、参照して下さい。

2016/11/04 脊椎外科専門医の迷作

前勤務先からだから・・・もう何年だろう❓
長い間、お付き合いさせて貰っている患者さん。
怪我をされて、2年ぶりに受診。ふと見れば、インスツルメンテーション術後。スクリューの長さもスペーサーのポジションも素晴らしい😱
某私立大医学部の関連病院での『迷作』ですね。
もう、元整形外科医はノーコメント🙃。
今年の忘年会は荒れるわね〜。。

2017/01/07 見逃された腰椎圧迫骨折

80代後半の男性。 主訴は腰痛と下肢の痺れ。MRIも要りませんや。この単純レントゲン写真で充分。
前医での骨折の指摘はナシ。
効かない内服と湿布が出ました。
高齢者医療の問題は認知症だけじゃありません。

2017/01/07 所沢の有志の皆様 病名は❓

発症は65歳。主訴は物忘れ。詳細は省きますが、発症は実に分かりやすく、見事にADLが障害されました。進行は急速。レビーだ‼️ピックだー‼️‼️なんて症状は微塵もありゃしません。礼節は保たれ、一見しただけではフツウの方。改訂長谷川式は遅延再生全滅の8点。時計も図形描写も全滅。RBDありません。錐体外路兆候も、眼球運動障害も・・・神経学的な問題は認めませんでした。画像上、側頭葉外側の萎縮は認めず、内側部の海馬の萎縮はナイことはありませんが軽い。
海馬の軽い萎縮に比べ、前頭葉や頭頂葉には明らかな萎縮確認。
仕事をしていた頃から比べ、見事にキャラは変貌を遂げられたようです。
聞くところ、見事にしっかりモノがユルキャラになられました。近所は大丈夫とのことですが、間違いなく、話の内容からして、道には迷うでしょう。これから、側頭葉が萎縮してくる、前頭側頭型認知症でしょうか🤣正解を考えておいて下さい。
秒殺でしょうけどね。

2017/01/13 『治療抵抗性』レビー小体型認知症の正体

80歳代男性。他院で「海馬の萎縮」を指摘されています。
当院受診後、確認できた症状や所見は以下の通り。
・進行性の認知機能の低下・頻回の幻視・妄想 特に嫉妬妄想・歩行障害 幸い転倒はありません・レム睡眠行動障害
・薬剤過敏性  ごく微量で悪化します・低活動型せん妄・振戦や筋固縮はハッキリしません・眼球運動障害は認めません
・失禁はありません・けいれんの既往はありません。ところが・・・です。
薬剤過敏性があれば、むしろ、微量での管理が可能となるハズなんですが・・・効果が出ないのです。まさに治療に抵抗。
ヤルコト、ナスコト、見事にはね返されています。こうなれば、オマケがあることは確実。
そう、レビーオンリーじゃないだろうと言うこと。いよいよ、頭部CTをオーダー。
ありました、ありました。脳梗塞を合併したレビー◯ックスですか〜🤣いえいえ、違います。

冠状断(脳を顔面方向から)透明中隔腔を認めます。確かに両側で海馬は萎縮していますが・・・。トンデモもなく、重要な所見があります。下記をご覧ください。
水平断(頭のてっぺんから)脳のシワ(脳溝)が細くて、目立ちませんよね。矢状断(頭を真横から)アタマのてっぺんにはやはり脳溝が目立ちません。さて・・・所沢の有志諸氏、この患者さんはナニを合併していたか、わかりましたか❓
答えは拙著194ページを‼️

2017/02/16 メがマわリーますなぁ

今日は暖かい1日でした😄以前のむちゃくちゃな食生活の時は花粉のその年一番モノに反応して目が痒いわ〜😭くしゃみ出るわ〜🤧と大変でしたが食生活を改めましたところ本当に改善しまして、20歳で発症した花粉症と👋できました。ナニしたかはもう一つのブログに書いときました参考にして下さい。今日の本題、発症して7年以上は経過、意味記憶(拙著126ページ)も障害されてきたアルツハイマー型認知症患者さん。
入って来るなり、他の患者さんでも今まで見たこともない、ハイテンション状態。おくすり手帳を見せてもらうと有りました!有りました!おめ〜か やっぱり メマリ〜🎶15mgまで出たところで、様子がオカシクなり5mgまで減らしてきていたようですが間に合わなかった・・😔結果的にムダなクスリでした。この方にはね。ま・・理屈を知ることで、ムリして飲ませる価値が無いと容易にわかりますよ。めて・・近所からは駆逐したいですね。

2017/02/21 MRIの威力

1月の初めに、チョットした段差で右ヒザ痛 出現。痛くて、近医 受診。
変形性膝関節症の診断にて、関節内注射 開始。それから・・・1月も終わり、2月も中旬になっても痛みは改善せず。友人から紹介され当院受診。発症後、1月半・・・。
ヒザは依然として、腫脹ありのまま。ピーンと察して、MRIオーダー。
本日、結果が出て以下の通り。大腿骨内顆部の関節面の黒い部分に気がつきましたか❓
MRIの他の画像も見ながら診断するのですが、単純レントゲン撮影では全く❓な異常がハッキリ。
さすが、形態学でイケる骨・関節領域で、絶大な威力を発揮するMRI。脳とはMRIの意味が違いますネ。変形性膝関節症ではなかった。と言うオハナシでした。

2017/02/21 レントゲンの読影力

主訴は左手掌小指側の痛み。“2週間前”に重荷の下敷きとなり、受傷。レントゲンで明らかな、第5中手骨骨折でした。
骨折してますから、注意すべき点を指示。もちろん、再診も。

2017/03/05 ハッキリ 見えている骨折線

先日、骨折部治癒を確認できた患者さん。もう、この方の外来診療も、開業する前からだから・・・10年以上になります。年末に転倒しそうになり、膝を踏ん張り、カラダを支えた際に受傷。
右膝痛を主訴に年始早々受診されました。触れば明らかな関節の腫脹あり。「ン・・・(イヤな予感)。」たいてい、当たるイヤな予感。
レントゲン撮影すれば骨折確認‼️患者さんの膝 正常な状態での同部位で比較して下さい‼️
右の写真のどこに異常ありですか❓ 診断は以下の通り、靭帯の付着部を中心に損傷しています。最近では、臨床上も膝不安定性なく、疼痛も改善、レントゲン上も骨癒合確認。現在、日常生活に支障なく、歩行できています。

2017/03/10 2ヶ月続く痛みが10日間で改善

先月末に受診された、元気いっぱいの患者さん。昨年、関節の可動域制限を伴う左肩関節痛で近医を受診。『腱板断裂』と診断されました。以降、毎日❓通院され物理療法を受けるも症状は改善せず。
・・・で、知人の紹介もあり、先月末の当院受診となったワケです。
診断名を聞いて・・・所見を取り、レントゲンも見れば、ちゃいますね�。と容易にわかります。
診断は難しくなるので詳細は省略しますが、神経痛だったのですよ。で、治療開始して10日目。
痛みは5分の1になったそうです。良かった😊関節の可動域訓練も開始。
復活に向けて始動です‼️誤診はナニも認知症に限ったことじゃありません。
ま〜認知症を誤診されちゃうドクターだと、この肩の診断もモチロン無理でしょう。
パターン学習じゃダメなんですよ。

2017/03/11 アルツハイマーの解釈

頭部CT水平断。海馬の萎縮はOKですか❓コレは意味性認知症だっ‼️なんて言うようだと、かなり宗教がかっていますね😂頭部CT矢状断。アタマのてっぺんに深いミゾ。しかし、脳の機能を形態だけで読み取ろうなんてムリ😂神経ネットワークは代償しますからね。左側頭葉の外側も萎縮している‼️
意味性認知症だ‼️信者ですな😂脳の萎縮は多種多様な要因で引き起こされますね。アルツハイマーやら、滅多にお会いできない前頭側頭型認知症やら、スグに変性疾患をあげる連中ほど、ワケがわかっちゃいませんや。生活習慣病の併発及びその管理と重症度がキーポイントでしたね。

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投稿者プロフィール

座間 清 院長
座間 清 院長
専門は整形外科・老年内科・抗加齢医学
老年内科の診療、特に認知症医療では基礎研究結果に基づいた理論を重視、保険診療においても抗加齢医学を考慮し、認知症患者にとって適した治療を提供。
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